初めて台北へ行くなら真っ先に食べたいのが小籠包。おすすめはいくつかありますが、やはり最初に行ってほしいのは王道の鼎泰豊(ディンタイフォン)。
私も初台湾初台北で一番に鼎泰豊(ディンタイフォン)へ行きました。行ったのは、鼎泰豊(ディンタイフォン)の本店(信義店)です。
着いたのは午後3時すぎ。これくらいの人だかりで待ち時間は約10分でした。
週末のランチ時には1時間~1時間半以上待つようですが、この日は中途半端な時間だったため幸いにメニューを考えている間に順番がまわってきました。
もし待ち時間が長くても周囲は、永康街というセンスのいいショップが集まる地域。
20~30分待ちくらいなら、左隣の本屋へ(金石堂書店)。可愛い雑貨も買えます。
もっと待ち時間があれば右の通りから永康街を散策しましょう。永康街は1時間あってもたらないくらいなので待ち時間をつぶすにはちょうどいいです。
鼎泰豊(ディンタイフォン)とは
鼎泰豊(ディンタイフォン)は、小籠包が看板メニューの点心料理店。多くのガイドブックや新聞で紹介されている超有名店です。
日本、アメリカやオーストラリア、香港、韓国、シンガポールなど各国に支店があります。日本は2018年3月現在、19店舗もあります。
小籠包は、細やかな配慮のもとで作られています。
皮は5g、具は16gと重さはすべて均一で、作り置きすることなくひとつひとつていねいに包みあげられています。
ひだの数は18で、汁だく薄皮タイプ。
窓越しに職人さんたちが作っている様子を見ることができます。あれよあれよと言う間にできあがるスピーディな動きは職人技です。
台北に住んでいる友人(台湾人)の話では、鼎泰豊(ディンタイフォン)はサービが行き届いているんだとか。だからお味が好きだからという理由だけでなく、日本人に受け入れられているんだろうねと言っていました。
私はまだ経験がないのですが、雨の日に塗れて来店したらタオルが出てきたり、お醤油を洋服の上にこぼしたらシミ取りなどいたれりつくせりなんだそうですよ。
店員さんは日本語がとても上手で、注文したものをタイミングよく運んできてくれました。
鼎泰豊(ディンタイフォン)本店
本店前には鼎泰豊(ディンタイフォン)マスコットキャラークターの包仔(Bao zai)バオザイちゃんがいます。
入り口で人数を言って番号札を受け取ります。スタッフの女性がたっている真上と、右側にご注目。
スタッフの女性の真上には「現在の待ち時間」が表示されています。英語と日本語で表示されています。
入り口の右上には、今何番まで順番が回ってきているかが表示されています。こういうのがあるとホント便利!
その下には、鼎泰豊(ディンタイフォン)の写真付きのメニュー一覧があります。
番号札をもらうときに一緒に注文表を渡されます。待っている間に食べたいものを記入しましょう。
メニューの写真と見比べながら考えるとイメージがわきやすいですね。おすすめ商品の左側には★マークがついています。
鼎泰豊(ディンタイフォン)で大人4人で食べたもの
家族旅行で大人4人。時間は3時。おなかぺこぺこでしたが、このあと食べ歩きおやつや、かき氷、夜市を楽しむつもりだったので腹八分目以下におさえました。
小籠包
小籠包5ケ入り(105)と10ケ入り(210)があります。どちらを頼んでも1ケあたりの値段はかわりません。
私達の一番のお目当てだったので、4人で小籠包10ケ入りを2ケ注文しました。薄皮つゆだくで口の中に旨味がふわっ~と広がります。
へちまとえび入り小籠包
鼎泰豊(ディンタイフォン)おすすめマークの★印がついていたへちまとえび入り小籠包。
5ケ入り(170元)と 10ケ入り(340元)があります。どちらを頼んでも1ケあたりの値段はかわりません。
こちらは味見ということで、5ケ入りを1ケ注文し、4人でわけて食べました。しゃきしゃきした歯ざわりがいいですね。
えびと豚肉入り焼売
5ケ入り(180元)と10ケ入り(360元)があります。どちらを頼んでも1ケあたりの値段はかわりません。
お父さんの大好物。5ケ入りを一つ注文してわけました。
豚肉チャーハン(白米)
これが結構美味しかった!チャーハンは、白米か玄米かが選べました。選んだのは白米の方。一皿を4人でわけました。
本当はもっと食べたかったけれど、あとにまだお楽しみが待っています。スイーツと夜市の分のおなかのスペースを残しておかないといけないのでガマンガマン。
きくらげの酢の物
あっさりしたものも必要と一品。
豆苗炒め
豆苗は、色も青々としていて、さっぱりお味。美味しかったです。
ウーロン茶が出てきます。無料でした。なくなるとすぐに補充してもらえました。
小籠包の食べ方って知ってる?
机の上には「小籠包の食べ方ガイド」がおいてありました。食べ方はお店のスタッフの方も説明して下さいました。
ステップ1:まずは手元にあるショウガの入った小皿に、酢・醤油を3:1の割り合いで入れます。
ステップ2:せいろにはしをのばし、一つずつ小籠包の上の部分をつまみます。
小籠包の皮が破れないようにそっと小皿に取りましょう。
ステップ3:小籠包をほどよくからめ、レンゲの上にショウガを少し添えて食べましょう。
つゆだくが何ともいえません。熱々をほおばりました。
鼎泰豊(ディンタイフォン)で食べた物の伝票
日本語の注文表です。商品名と商品番号、値段が書かれています。メニューの写真を見て、これ食べたいなと思ったら商品番号で探せるので便利ですよ。
人気メニューには★マークが入っていますので参考にね。
商品名の横には、値段がかいてあり安心会計。値段は別途10%のサービス料が加算されます。
商品によっては、5ケ入り・10ケ入りと選ぶことができます。一人や二人で行って、いろんなものを食べたいときも注文しやすくていいですね。
お会計合計
大人2カップル(4人)でいくら食べたでしょう?
■内訳
きくらげの酢の物一皿で90元。
小籠包10ケ入り(210)×2皿で420元。
へちまとえび入り小籠包5ケ入り(170元)×1皿で170元。
えびと豚肉入り焼売5ケ入り(180元)×1皿で180元。
豚肉チャーハン(白米)180元が一皿で180元。
豆苗炒め 370元を一皿で3700元。
台湾ビール(生)600mlを2本×150元で300元。
合計1,710元。サービス料が171元。
総合計1,881元(約6,960円)でした。
4人だったので4で割ると、一人当たり470元(約1,740円)。クレジットカードは使えず現金支払いのみでした。
その後、他の小籠包店にもいくつか行きましたが、他店に比べるとややお値段がしました。その分、サービスがとてもしっかりしていたのというのが感想です。
鼎泰豊(ディンタイフォン)ではお土産も買えます!
入り口付近にはお土産コーナーが並んでいます。
食べるラー油 180元/瓶(170g)
ラー油 150元/瓶(160g)など色々な商品が並んでいます。
ペアのマグカップも売っていました。
鼎泰豊(ディンタイフォン)の支店一覧です。他店でも同じ品質の小籠包が楽しめます。
鼎泰豊(ディンタイフォン)本店 基本情報
住所:台北市信義路二段194号
定休日:無休
営業時間:10:00~21:00(月~金) 土日、祝日は、9:00~21:00
※支店は時間が異なります。
最寄駅:MRT東門駅、5番出口から徒歩1分。
※カード払い不可