エストニア首都タリンの山の手、トームペアの丘から「管理者の庭園(Komandandi Garden)」をぬけてキーク・イン・デ・キョク(台所を覗け)へと下っていきました。
↑トームペアの丘の「デンマーク王の庭」と「管理者の庭園(Komandandi Garden)」の間の城壁
写真の左端のトンネルをくぐった城壁の向こう側が「デンマーク王の庭」。手前が公園です。
管理者の庭園(Komandandi Garden)
管理者の庭園(Komandandi Garden)は、「乙女の塔(ネイツィトルン)」と「台所を覗け(キーク・イン・デ・キョク)」の裏側にある庭園です。
庭園という名前ですが、木々や花はそれほど多くなく、公園といった感じでした。
城壁の向こう側にある「デンマーク王の庭」はそれなりに観光客がいましたが、ここは静かで落ち着いた場所でした。
ところどころにベンチがあります。散策途中の休憩にはもってこいの場所でした。ただカフェや飲み物を買えるところはありません。
庭園内には地図があり、自分がどういう位置にいるのかがとてもよくわかりました。
庭園側と「デンマーク王の庭」側は城壁があり、行き来するためには、この記事の最初の写真にもあるように城壁のトンネルをくぐらないといけません。
庭園からトームペアの丘の上を振り返ると、アレクサンドル・ネルスキー大聖堂が目の前に見えます。間近で見るのもいいですが、景色に溶け込んだ大聖堂もまた違った趣があっていいですね。
台所を覗け(キーク・イン・デ・キョク)
トイレに行きたくなり、少しあせった私。「台所をのぞけ」の全景写真を撮るのをうっかりしてしまいました。こちらは中へ入る入り口になります。
入り口を入ってすぐにチケットを買う場所があります。トイレはそのすぐ右側にありました。
15世紀末に防衛のために作られた塔で、博物館になっています。最上階へあがれるという情報を得て、入館することにしました。
「デンマーク王の庭」にいる場合、「台所を覗け」が見えてはいるのですが入ることができません。私もウロウロしてしまいました。
いったんデンマーク王の庭からトームペアの丘側へ城壁のトンネルをくぐり、庭園を下っていくと、入り口へ行くことができます。
「台所を覗け」の最上階から見える景色
展示物を見ながら階段をあがっていくと、ところどころからこのような景色を楽しむことができます。建物のごつごつした石がフレームのような役目を果たしてくれて趣のある写真になりました。
アレクサンドル・ネルスキー聖堂も見えます。望遠を使って撮っています。
素敵な景色を楽しむことができました。
「トームペア城」の「のっぽのヘルマン」も窓から見えました。
遠くに見えるのはバルト海。港には豪華な客船が停まっているのが見えます。
「台所を覗け」からタリンの下町へ
「台所を覗け」から、Komandandi tee 通りを歩き、タリン旧市街の下町へと向かいました。
「台所を覗け」の塔の下にのびる地下道に入ることもできますが、予約制のガイドツアーとなっています。あとで知ったので、この日は残念ながら行けませんでした。次の機会には予約して歩いてみたいですね。