中世の面影を残すタリン旧市街。何ケ所か城壁の上を歩くことができる場所があります。そのうちの一つがココ。
タリン歴史地区の南東にあるヴィル門近く、城壁に沿って「セーターの壁」と言うニット製品の露店が並んでいます。セーターを右手に見ながら進むと「ヘレマン塔」があります。そこの1階から城壁に上ることができます。
※トームペア城の「のっぽのヘルマン」と名前が似ていて混同しやすいですが、別の塔です。
入り口の看板を見ると「毎日オープン・9時から18時30分」となっていました。前に来た時（午後5時頃）には扉が閉まっていて入れなかったので、営業時間がかわったのかもしれません。
タリン旧市街ヘレマン塔入り口から城壁へ上る
この入り口を入るとすぐにチケットオフィスがあり、そこで入場料を払います。
城壁の上までは階段を上ります。最初は螺旋階段です。
石造りの階段にかわります。
最後は綱を持って階段を上ります。
タリン、ヘレマン塔から登る城壁の回廊
城壁の上は歩けるようになっています。結構長いですね。歩いた感覚で300ｍほどあったと思います。
「セーターの壁」露店や「ヴィル門」の方向を見た写真です。「セーターの壁」の真上部分も歩けることがわかります。
人が歩いている左側に見えるのが「セーターの壁」の露店の屋根です。
城壁の上の通路は行き止まりになっていましたので、反対方向へ戻ることにしました。
前方に聖オレフ教会が見えます。
どんどん進むと、通路が板の廊下になっていました。その隙間から下が見えるので、ドキドキしながら歩きました。
タリン旧市街の城壁から見える景色・ヘレマン塔から見える景色
ヘレマン塔の最上階から、城壁の一部と聖オレフ教会を一枚の写真におさめる事ができました。城壁が続く様子がよくわかります。
タリン旧市街にある塔や赤い屋根の建物が中世の街並みを感じさせてくれます。
聖オレフ教会。
タリン旧市街のヘレマン塔内の展示物
ヘレマン塔から城壁へ上る途中の階には、展示スペースがありました。中世で使われていた道具などを見ることができました。
タリン旧市街ヘレマン塔から上る城壁まとめ
城壁なので、塔に比べるとそう高くはありません。まず螺旋階段を登り、その後は石づくりの階段を登ります。手すりはありました。
一段一段が大きくて、最後の方はロープにつかまりながら登ります。
塔ほどではなくても、城壁の回廊からタリンの旧市街の街並みを見渡すことができます。
素敵な写真が撮れるので時間が許せばぜひ登ってほしい場所の一つです。
